ファクスおよびデジタル電話サービス
電話会社の多くは、次のようなデジタル電話サービスをお客様に提供しています。
●
DSL: 電話会社を通じてデジタル加入者線 (DSL) を利用 (DSL は、国/地域によっては ADSL と
呼ばれています
)。
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PBX: 構内交換機 (PBX) システム。
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ISDN: ISDN (総合デジタル通信網) システム。
●
FoIP: インターネットを使用することで、プリンターを使用してファクスの送受信ができる低
コストの電話サービス。
この方法は、
FoIP(Fax over Internet Protocol) と呼ばれます。 詳しく
は、
55 ページのインターネット プロトコル経由のファクス
を参照してください。
HP プリンターは、従来のアナログ電話サービスで使用するように設計されています。 デジタル電話
環境
(DSL/ADSL、PBX、ISDN など) にいる場合は、プリンターでファクス送受信を設定するときに
デジタル
-アナログ フィルターまたはコンバーターを使用する必要があります。
注記:
HP では、プリンターが、すべてのデジタル環境で、すべてのデジタル-アナログ コ
ンバーターと一緒に、すべてのデジタル
サービス回線またはプロバイダーに対して使用でき
ることを保証しません。
提供される回線サービスに基づいた適切なセットアップ オプショ
ンについて、電話会社に直接問い合わせることを常にお勧めします。
54 第 6 章 ファクス
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インターネット
プロトコル経由のファクス
インターネットを使用することで、プリンターを使用してファクスの送受信ができる低コストの電話
サービスに登録することもできます。
この方法は、
FoIP(Fax over Internet Protocol) と呼ばれます。
次の条件に当てはまる場合、
(契約している電話会社が提供する) FoIP サービス を使用できます。
●
ファクス番号と一緒に特別のアクセス
コードをダイヤルしている
●
インターネットに接続する
IP コンバータ ボックスがあり、ファクス接続用のアナログ電話ポー
トがある
注記:
ファクスの送受信は、電話コードをプリンターの
"1-LINE" ポートに接続していると
きしか行えません。
つまり、インターネット接続は、コンバータ ボックス
(ファクス接続用
に通常のアナログ電話ジャックを装備
) または電話会社経由で行う必要があるということで
す。
ヒント:
インターネット
プロトコルの電話システムを介した従来のファクス送信のサポー
トは、多くの場合、制限されています。
ファクスの使用で問題が起きたら、ファクス速度を
遅くするか、ファクスのエラー補正モード
(ECM) を無効にしてください。 ただし、ECM を
オフにすると、カラー
ファクスを送受信できなくなります。 ファクス速度の変更の詳細に
ついては、
52 ページのファクス速度の設定
を参照してください。
ECM の使用の詳細につい
ては、
41 ページのエラー補正モードでのファクス送信
を参照してください。
インターネット
ファクスについて質問がある場合は、インターネット ファクス サービス サポート部
門、またはお近くのサービス
プロバイダにお問い合わせください。
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インターネット