K: 電話とファクスとコンピューター ダイヤルアップ モデムとボイス メ
ールを一緒に利用する
同じ電話番号で電話とファクスを一緒に受け、この電話回線でコンピューター
ダイヤルアップ モデ
ムも利用して電話会社からボイスメール
サービスも利用する場合は、次のようにプリンターを設定し
ます。
注記:
ファクスと同じ電話番号でボイス
メール サービスを利用している場合、ファクス
を自動受信することはできません。
すべてのファクスを手動で受信する必要があります。
受信ファクスの着信に応答するためにその場にいる必要があります。
ファクスを自動的に
受信したい場合は、電話会社に着信識別の利用を申し込むか、ファクス用に別の電話回線を
引く必要があります。
コンピューター
モデムとプリンターは同じ回線を使用しているため、モデムとプリンターを同時に使
用することはできません。
コンピューター ダイヤルアップ モデムを経由して電子メールの送信やイ
ンターネットへのアクセスを実行している場合、ファクス機能は使用できません。
コンピューターの電話ポートの数によって、コンピューターを使用してのプリンターのセットアップ
方法が
2 つあります。 はじめる前に、コンピューターの電話ポートが 1 つか 2 つかを確認してくだ
さい。
●
コンピューターに
1 つの電話ポートしかない場合、図に示すようにパラレル スプリッター (カプ
ラーとも呼びます
) を購入する必要があります (パラレル スプリッターは前面に RJ-11 ポートが
1 つ、背面に RJ-11 ポートが 2 つあります。 前面に 2 つの RJ-11 ポート、背面にプラグがある
2 線式の電話スプリッター、シリアル スプリッター、またはパラレル スプリッターは使用しな
いでください
)。
図
B-17
パラレル スプリッターの例
●
お住まいの国または地域が表にあれば、パラレル
タイプの電話方式をご使用のはずです。 パラ
レル方式の電話システムの場合、共有する電話機器を本プリンター背面の
“
2-EXT” ポートを
使用して電話回線に接続できます。
図
B-18
プリンターの背面図
1
壁側のモジュラージャック
140 付録 B 追加のファクス セットアップ
JAWW
2
プリンター付属の電話コードを使用して
1-LINE ポートに接続します。
国
/地域に対して提供されたアダプター用の付属の電話コードを接続する必要が
ある場合もあります。
3
モデム搭載コンピューター
4
電話
電話ポートが
2 つあるコンピューターと同じ電話回線上にプリンターをセットアップするには
1.
プリンターの背面の
2-EXT と書かれているポートから白いプラグを抜き取ります。
2.
コンピューター
(コンピューター ダイヤルアップ モデム) の背面から壁側のモジュラージャック
に差し込まれている電話コードを見つけます。
この電話コードを壁側モジュラージャックから
抜き、プリンター背面の
2-EXT というラベルの付いたポートに差し込みます。
3.
電話をコンピューター
ダイヤルアップ モデムの背面の
"OUT" ポートにつなぎます。
4.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリ
ンターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
注記:
国
/地域に対して提供されたアダプター用の付属の電話コードを接続する必要が
ある場合もあります。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを接続しないと、ファクスの送
受信が正常に行われないことがあります。
この専用電話コードは、自宅やオフィスで使
用している電話コードとは異なります。
5.
モデムのソフトウェアで、ファクスをコンピューターに自動受信するよう設定している場合は、
その設定を解除してください。
注記:
モデムのソフトウェアで自動ファクス受信の設定を解除しないと、プリンター
でファクスを受信できなくなります。
6.
[自動応答] 設定をオフにします。
7.
ファクス
テストを実行します。
ファクス着信に直接応答してください。そうしないとプリンターでファクスを受信できなくなりま
す。
プリンターとオプション機器のセットアップで問題が生じた場合は、お近くのサービス
プロバイダ、
またはメーカーにお問い合わせください。
JAWW
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム) 141